あなたがもし知っているなら、 だれがその度量を定めたか。 だれが測りなわを地の上に張ったか。
だれが、たなごころをもって海をはかり、 指を伸ばして天をはかり、 地のちりを枡に盛り、 てんびんをもって、もろもろの山をはかり、 はかりをもって、もろもろの丘をはかったか。
その量は地よりも長く、海よりも広い。
こうして、わたしたちはほかの人の地域ですでになされていることを誇ることはせずに、あなたがたを越えたさきざきにまで、福音を宣べ伝えたい。
主は地球のはるか上に座して、 地に住む者をいなごのように見られる。 主は天を幕のようにひろげ、 これを住むべき天幕のように張り、
たかと、やまあらしとがそこをすみかとし、 ふくろうと、からすがそこに住む。 主はその上に荒廃をきたらせる測りなわを張り、 尊い人々の上に混乱を起す下げ振りをさげられる。
彼が天を造り、海のおもてに、大空を張られたとき、 わたしはそこにあった。
神は彼らの前からもろもろの国民を追い出し、 その地を分けて嗣業とし、 イスラエルの諸族を彼らの天幕に住まわせられた。
その響きは全地にあまねく、 その言葉は世界のはてにまで及ぶ。 神は日のために幕屋を天に設けられた。
彼が風に重さを与え、 水をますで量られたとき、
海にその限界をたて、 水にその岸を越えないようにし、 また地の基を定められたとき、
だれかこの地を彼にゆだねた者があるか。 だれか全世界を彼に負わせた者があるか。
貧しい者を、ちりのなかから立ちあがらせ、 乏しい者を、あくたのなかから引き上げて、 王侯と共にすわらせ、 栄誉の位を継がせられる。 地の柱は主のものであって、 その柱の上に、世界をすえられたからである。